君を想う【実話】
次の日、目が覚めたのは夕方だった


「寝すぎた..」


携帯を見ると不在着信やメールが数十件


彼氏やセフレの名前..


瑠奈の口から、軽い溜め息がもれる



「あ..」



履歴の一人に目がとまり、すぐに電話をかけ直す


「ごめん、今起きた」


「寝すぎだから!笑」



もちろん、相手は智也



「眠かったんだもーん!電話なんだったの?」


「いや、昨日言ってなかったことがあって」



すぐに電話してくるなんて、そんなに重要なことなのかな?



「なに?」


瑠奈の問いに少しの沈黙が流れる..



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