君を想う【実話】
智也は久しぶりの仲間達とじゃれあって、楽しそうに笑ってる


瑠奈も横で笑いながら、その光景を見ていた


そこにやってきた尚輝が、瑠奈の頭を軽く小突く


「るぅ、紹介するよ。俺の女の亜季。仲良くしてやって?」


そう言われて、尚輝の後ろから顔を出した女の子


亜季(アキ)は正に清純系といった、可愛らしい顔をしてる


目があうと、ぺこっと頭を下げて可愛い笑顔を見せた


「可愛い〜!よろしくね!尚輝、やるじゃん」


照れてうつ向く尚輝の頭を叩いて、亜季を隣に座らせる


「亜季ちゃん、瑠奈とは正反対だよな〜」


智也達が横から顔を出して、瑠奈と亜季を見比べて笑った


「うるさーいっ!」


瑠奈は頬を膨らまして智也達を睨む



でも、隣で遠慮なしに笑う亜季とは、なんだか仲良くなれそうな気がした



尚輝を見ると、幸せそうに笑っている



「瑠奈ちゃん、仲良くしてね!」


「瑠奈でいいよ!瑠奈も亜季って呼ぶから」


盛り上がる男達の横で、瑠奈と亜季は色々なことを話した


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