君を想う【実話】
「ん..っ」
瑠奈の涙を拭いながら、智也は再び唇を重ねた
さっきとは違う、深い深いキス
"欲しい"の合図
「..お風呂でしたのに」
瑠奈は小さく笑って、智也を見上げる
「瑠奈のことは、幾らでも欲しくなんだよ」
耳元で囁く智也の甘い声に、体の力が抜けていく
智也は花束を瑠奈の手から取って、そっと枕元に置いた
すぐに、大きな手が瑠奈の服の中にすべりこむ
「ん..っ..あぁ..」
智也は、素早く的確に瑠奈の敏感な部分を捕らえる
そして、焦らすように、瑠奈の表情を楽しむ
「あぁっ!駄目..っ..ともゃ..ぁっ」
瑠奈は前戯だけで、何回も絶頂を迎えた
肩で息をする瑠奈の額に、智也が優しくキスをする
「愛してるよ、瑠奈」
「瑠奈も..」
お互いを求めるように、何度も唇を重ねた
熱くなった二人の体が一つに交わる
時折囁く、智也の意地悪な甘い言葉が、瑠奈の体を更に熱くさせた
時間をかけながら、お互いを感じ合う
「ぁあっ..すごぃ..ぃっ!」
「瑠奈..イく..っ」
二人は見つめあったまま、同時に果てた