君を想う【実話】
ガラッ―..
騒がしかった教室が一斉に静まりかえる
瑠奈が席につくと、慌てて会話が再開された
こなきゃよかった..
こんな学校に求めてるものなんてなんもない
権力や男目当てに近寄って媚をうる女達
そして、馬鹿な男達..
なんで、こんなとこにきたんだっけ?
♪〜
そんなことを考えていたら、携帯がなった
名前を確認し、通話ボタンを押す
「瑠奈〜?今日遊びいこうよ!てか今どこいるの?」
「いいよ!今、学校きたとこ」
電話越しの声に笑顔が浮かぶ
「え!?瑠奈きてるなら、いけばよかったぁ〜」
「ほんとだよ!誰もいないし!とりあえず、足ないから迎えきて(笑)」
電話を切って、きたばかりの教室を後にする
途中、教員に捕まりそうになったが、話が長くなるので逃げといた