君を想う【実話】
智也は、瑠奈の服に手をかける寸前でとめた


「智也..いいよ?..」


二人は唇を離して、見つめあう


「..俺は、瑠奈のことだいじにしてぇから」


智也はそう言うと、瑠奈の首筋に唇を落とした


「俺のもん!」


悪戯に笑う智也


瑠奈の首筋には赤いキスマーク


「あー!瑠奈もつける!」


今度は、瑠奈が智也の首筋に印をつける


「瑠奈の〜!」


「真似すんなよ!笑」


二人は飽きるまで、お互いにキスマークをつけあった



智也の不安を少しでも取り除きたい




智也だけの瑠奈だから




瑠奈だけの智也でいてほしいから..




夜中になって智也と別れ、家に帰った



鏡を見て思わず笑みがこぼれる


「つけすぎ..笑」


赤い跡を指でなぞる



これが智也の不安の数なら、一緒に一つずつ消していこう



そう決めたんだ..




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