君を想う【実話】
「ラブラブすぎ〜瑠奈の彼氏めちゃかっこいいじゃん」
静は瑠奈を見て羨ましそうに口を開く
「まぁね〜笑!ってか、勝のだいじな話って?もしかして好きな女でもできた?」
瑠奈が意地悪く笑うと、勝の顔が赤くなった
「わかりやすっ!笑」
「うるせぇっ!」
瑠奈と静は、興味津々で勝に詰め寄る
キーンコーン
カーンコーン
「ほら、お前等チャイム鳴ったぞ!」
そう言って、勝は安堵の表情をみせる
「ちくしょー!諦めねぇぞ!またなっ!」
そんな捨て台詞を残し、瑠奈と静は麻衣達の元へ向かう
「おつかれさーん」
みんなで合流すると、屋上でのことを話しながら、買い物に向かった
可愛い小物などを見る綾
流行りの洋服を見る麻衣
化粧品をチェックする静
ランジェリーを選ぶ瑠奈
当たり前のように別行動をとって、自分勝手に買い物をする
なんだかんだで、みんな修学旅行とは関係のない好きなものを買っていた