君を想う【実話】
数分すると、一人の男と聖が入ってきた


ドアのほうに視線をやる


「あー!浜田先輩!」


「なんだよ〜女って瑠奈かよ!」


明らかに残念そうな顔をしてみせる男


同中の先輩の上に瑠奈の家のご近所さん


「なぁ〜智也は?」


清が辺りを見回す


「今、電話してる。もうくるだろ」


そう言って、浜田先輩は瑠奈の隣にドカッと座った


それと同時にドアが開き、男が入ってきた



「わりー遅くなった」



そう言って笑った男



身長180cmはあるだろう


細身だけど筋肉質な体


整った顔立ち


焼けた肌に統一したゴールドのアクセが目立つ


綺麗な茶髪の長い襟足








目があった瞬間







全ての時間がとまった..








..目が離せなかった








生まれてはじめて








いや、最初で最後の











一目惚れだった..






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