恋は死なない。
しかし、幸世の問題がどう解決しているのか、などなど、モヤモヤする部分を残したままなので、その辺を納得のいくようにいかにハッピーエンドとするか、試行錯誤の末、このような形で完結させました。
もう少しどうにかならないかな……と、自分でも思っていますが、その辺は私の力量不足です。この後も日々精進して、いつかは納得のいく作品を書きたいなぁと思っています。
幸せを模索する佳音の姿を書いていく中で、私もいろいろと考えました。その考えたことを、佳音や古庄や真琴、登場人物たちが語ってくれています。
そんな意味では、ただの恋愛小説ではなく、思っていたよりも“深い”作品になったのではないかと思います。
読者の皆様がこの作品を読んで、何か感じることや「語りたい!」と思うことがありましたら、ぜひ感想ノートやレビューなどで聞かせていただければ幸いです。
さて、今後の執筆についてですが、書きかけになっている「Rhapsody in Love 〜約束の場所〜第2章」をどうにか形にしたいと思っています。また、それを書きながら、「恋はしょうがない。」の古庄の姉の晶のお話を書こうと、ただいま構想中です。本作「恋は死なない。」の幸世のお話のアイデアも、ムクムクと生まれております。古庄と真琴の話も書きたいですし、私自身の“夢”も、計り知れません(笑)
ただ、インスピレーションを一つの作品とする作業が大変で……。書き上げて皆様に読んでいただけるのは、いつになるのか分かりませんが、これからも頑張って書いていこうと思っています。
どうぞ、これからも私の作品を見かけましたら、覗いてやってください。よろしくお願いいたします。
それでは、あとがきも最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
また皆様とご縁のあることを、楽しみにしています。
皆実 景葉 2016.2.28