イカレポンチ



家を出て、

ユウからの連絡は1度もなかった。


SNSとか、ユウはしてないし
情報は入ってこなかった。



そうさせるために

別れたんじゃない

って、ダイに言ったからどうだ。


お前の都合だろって片付けられる。


元々、ユウはそういうヤツだった





「ーーーーいない」


『んぁ?』


「別れたしリンに関係ない」


『あーそう。だってよ、ユウ』


「・・・え」



向こうで会話が何か聞こえて
『また連絡するわ』って
ダイとの通話は終わった。



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