神様、大事件です！-芸能人に恋をして2-

「ちょ。はい、はい、よしよーし。どうしたのかなー。奈緒ちゃーん」

そう言って頭をなでなでしてくれるゆい。
もう一度復習しますが、ゆいは私の4歳下です。

「ミオ君に、、、っ、ミオ君にあった、、っ」

「、、、は？はぁぁぁああああ？！」

ロータリーに響くゆいの声。一斉に周りの視線を集めてしまいました。
しかし。ゆいさん、そんなことはお構いなしです。

「会った？会ったの？どこで？」

「中央通りで、、、すれ違って、高瀬！って呼び止められて、振り向いたらミオ君がいて、、、」

「え、やばい、やばい。てか、奈緒それで泣いてたの？私てっきり悲しいことがあったかと…いや、まぁ、泣くか。」

「それで、ちょうどミオ君の差し入れ買い終わった後だったから、差し入れ渡して少しお話したの。」