仲良し双子の恋
何言ってんの?
みたいな顔してるし!!
「えっ…」
「俺…有希がすごく大事なんだよ…だから離れたくない…わがまま言ってるのはわかってる…」
「それに俺が隣に居ると有希に彼氏ができないかもしれない…」
でも………
「有希が隣で笑っていないと辛くなるし…男なのに泣きそう…」
「うん…。」
だから……
「同じ高校に行きたい…ってか同じ高校に来てほしい!!」
「うん……」
「ダメかな?」
俺はそっと有希を抱き締めた。
だって有希の目が涙目だったから…
俺は強くでも優しく泣きそうな有希を抱き締めた。