仲良し双子の恋
第7章 恋に気付く文化祭
*愁斗side*
やっときた……
この日がやっときたぁ!!
学校の帰り道…
1人テンションが高い俺。
理由は………
「明日は文化祭だぞッ!!??」
お前らそんな呆れた顔すんなよ…
「そんなに楽しみなわけ??」
「おぅッッ!!!!」
「そんな目を輝かせんな!」
だってよー…文化祭だぞ?
普通はテンション上がるしょッ!!
「1年の時はあんま楽しくないって先輩言ってたじゃん…」
「翔騎…わかってねぇーなぁ〜♪
楽しくなくても楽しいんだよ!」
「「……………。」」
なんでこんなに静まってるわけ?
「クス………愁斗らしいね!!
でも、その気持ちちょっとわかるかもしれない♪」
さすが有希だッッ!!!!
双子はすごいな……うん!
「どういうこと?」
おぃ!そこッ!!!
呆れた顔はやめろ!!!
「“文化祭”って言葉にテンションが上がるんじゃないかな!」
「有希!そうだよ!」
双子すげ━━━━ッッ!!!
「なんでわかったの??」
「“文化祭”とか“体育祭”とかあると愁斗はいっつもテンション上がるから♪
軽く性格が明るくなるの!」
「愁斗ってさ…
そんな性格だったんだ…(汗)」
そんなッ!!??
失礼な言葉だな…
まったく!!