仲良し双子の恋
第9章 父親
*愁斗side*
あの日から俺は毎日のように聞いてるけど…
父さんは無視……
母さんは逃げるばかり…
なんにもわかんねぇー…
俺の為にとか…
まじで意味わかんねぇーしッ!!!
「あぁぁッッッッ!!!!!!
めちゃめちゃイラつく!!!!」
「声でけーよ…」
「あっ!わり、翔騎…(汗)」
だいたい学校なんて行ってらんねぇーしッ!!!
「なんかあったのか?」
心配してくれんのか?
ありがてー…
お前ってホントに優しいな♪
「そうだ愁斗、あの本読んだか?」
「おぅ!読んだ!
超面白かったッ!!!」
「だろッ♪」
俺は翔騎に本を手渡した。
あっ!
そういえば……
「これ有希も読んだから!」
「………/////」
おぉぉ〜♪
照れてる照れてる!
顔が超真っ赤じゃん(笑)
「笑うなよ……」
「青春してんなぁ〜」
羨ましいし!!
「何がだよ!!
愁斗だってさっき飲み物を手渡しで渡されてたじゃん♪」
まぁなッ!!!!
超幸せだったぁ〜♪