君と出会えた奇跡


カチャッ、

あと、少し。

だめ、

だめっ!


玲さんの前に出た時、

バンッ!


目を瞑ったけど、いくら待っても、

痛みは、こない、

不思議に思って、目を開けると、

玲さんが私の前に立っていた。

うそ、

やだ、

私、なんのために、やだ。

ボロボロこぼれる涙。







< 148 / 382 >

この作品をシェア

pagetop