君と出会えた奇跡


小六の夏休みだった。

『三条亜子ちゃんだよね?』

『はい?そうですけど。』

『私!根山栞っていうの!
よろしくね!
妹さんの、病院の娘なの!』

『?はぁ、』

よくわからず首をかしげながら、聞く。



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