君と出会えた奇跡



麗華さんは、

笑いながら、私たちに歩み寄ってきた。

「もう、まんまと、引っかかってくれたわね、

2人を見てすぐわかったわよ、両想いって、でも、ぐずぐずしてるからぁ。

玲、あの時は、本当にごめんなさい。

あとこれ、いくら、唯ちゃんが大事だからって、買い物袋置いてくことないじゃない。

感謝しなさいよね、」

と、麗華さんは、優しい笑顔を向けてくれた、

私は、麗華さんに向き直って、

「ありがとうございます、麗華さん。」

と笑いかけると、いきなり抱きしめられた。

え?え?

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