君と出会えた奇跡


な、に?

そして、私に馬乗りになってる、

栞、


なに、なに、怖い、

「なんで学校にくんのよ!あんたうざいのよ!殺してやる!いい加減にしろよ!
しまいには、神城先輩達と、登校ってなによっ!」

と、私を殴り始めた。

久しぶりの痛みに体が悲鳴をあげる。

もちろん、連絡なんて取れなくて、

殺されると思った。

誰も止める人は、いない、

みんな、見て見ぬ振り、

それがいじめだ。

そして、

レミと愛佳が、私の机に多分置いてたであろう、
枯れた花が入った花瓶を栞に渡した、

そして


栞は、


その花瓶を、



私に、









叩きつけた。









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