君と出会えた奇跡


亜子と一緒に、

更衣室に、着替えに行って、
戻ると、

玲くんと、お兄ちゃんと、秋さんと、瀬山さんが、女の人に囲まれてた。

なんかイラっときたから、

私は、走って玲くんに抱きついた。

「っ?!

唯?」

玲くんの驚いてる声に、

顔を上げて、いひひ、と笑うと、

顔を真っ赤にして抱きしめられた。

地肌と地肌が、くっついて、

恥ずかしいっ!!

それを見た女の人たちは、すぐどこかに行った。

なぜか、亜子は、お兄ちゃんと腕を組んでて、

私と玲くんで、ポカーンと見てた。


< 289 / 382 >

この作品をシェア

pagetop