君と出会えた奇跡
「お袋、離せ。」
え?おかあさん?
「いやよ〜!だって、娘!娘が出来たのよ?!おとうさーん!ちょっと、来てよ!!」
お母様の声に、リビングから顔を出したらしいお父さん、
だけど、お母さんに抱きしめられて、
実に大きなお胸に顔が埋まって
なにも見えない、てか息さえできない、
やばい、
と思った時、腕を掴まれて、玲くんの胸に引き寄せられた。
だけど、そっと、玲くんから、体を離して、
お母様と、お父様の方に向き直る。