君と出会えた奇跡
「本日は、お忙しい中、お時間をいただき、ありがとうございます、
ご挨拶が大変遅くなりました、
ご無礼をお許しください、
大切な息子さんと、お付き合いさせて頂いております、
橘唯と申します。
以後お見知り置きをしてもらえれば、幸いでございます。
よろしくお願いいたします。」
と、頭を下げて、優しく笑いかけると、
目を見開いたお父様とお母様と玲くん。
私も思わず目を見開いた。
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