君と出会えた奇跡


次の日、私は、

リビングで玲くんと向き合っていた。

私をソファーに座らせて、

立ち膝で私の頬に触れる悲しそうな顔をした玲くん。

私は、唇を噛み締めながら、玲くんを見つめていた。


遡ること、1時間前。



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