君と出会えた奇跡



胸が痛んだ。


やめて、やめて、と泣き崩れる望、

その腕には、痣があった。

うそ、だろ、

玲央は、泣きながら、俺に悲痛の声を叫ぶ、

俺は、初めて、子供の前で、涙を流した。

それに驚いたのか、2人は、目を見開いてる、

そうか、

唯のことをちゃんと話すのは、今だな。





< 369 / 382 >

この作品をシェア

pagetop