君と出会えた奇跡
優ちゃんと凛ちゃんは、
私の大親友。
クールガールの優ちゃんと、
しっかり者で天真爛漫の凛ちゃんは、私のことをいつも守ってくれる。
なんか、
郁人さんと、秋さんみたい。
と、笑いがこぼれる。
「「あれー?珍しいじゃん、ハルが笑うなんて!
いいことあったー?」」
「ないよ。
2人のこと考えたら、なんか、顔が緩む。」
と笑うと、可愛いなコンニャロ!
と、頭を撫で慣れながら、歩みを進めた三人。
車通りの激しいところで、誰かの肩がぶつかってよろけた。
え?!は?!
やばい!!転ぶ!
目の前には、車。
やばい。
「「え?!ハル!!!!!」」
グイっ
強くて優しい腕に掴まれた。