君と出会えた奇跡


叔父は、

「なんでだっ!なんで!なんで!」

また叫び始めた。

え?

叔父の方を見ると、

私がいた場所を見ていた。

恐る恐るその方を見ると、

私が立っていたところより、奥に、

叔父さんの、奥さんが倒れ込んでいた。

お腹から大量の血が流れていて、

この人は、私が大好きな、おばさん、智代子さんだ。

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