君と出会えた奇跡






『絶望』


今の私には、その言葉がぴったりだっだ、

無で、

私の部屋の机の中にある、カミソリを手に取った。

誰かが何か言ってる気がする、

だけど、

これ以上私のせいで誰かが傷つくのは、見たくない。


こんな、私、生まれなきゃよかったんだ。

生まれてこなかったら、こんな風にならなかった。

もう、だれも失いたくないの。


大切な、人ができちゃったからこそ、私は、失う前に、手放す。




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