弱虫ワタシと俺様カレ【完】
これはある日の朝のこと…
「なぁ蓮斗〜!」
「よ!和真」
クラスメイトの守矢和真(モリヤ カズマ)と下駄箱で遭遇し、一緒に話していた。
「そういえばさ、蓮斗知ってるか?」
「なにをだ?」
「あの2組の宇佐美って子に尚弥が告るってゆってたんだよな〜」
「宇佐美?あの女か…」
「蓮斗どーかした?」
「あー…いやなおやが好きな女ってあぁゆうタイプなのかってな」
「結構意外だよな〜」
そんな会話を和真としてた。そしてその後に学年朝会があって、宇佐美沙乃がいた。
何故か無意識に気になってしまい、ずっと沙乃を視線で追いかけていた
女なんてすぐ良い言葉に落ちる。だから宇佐美沙乃も同じように落ちる
そう思ってなんとなく女が気になるのが初めてでムカついて近づいた。
上手くいかなくてそれどころか深く好きになってしまって、どうしようもなくなった。
「…本当のココロには嘘はつけない、そう俺は思ったんだ。」
「田崎…」
全てを田崎から聞いた沙乃は何かがココロの中で変わっていく音がした。
この時は、気にも止めなかった。