弱虫ワタシと俺様カレ【完】
✿番外編✿ ふたりの未来
「なぁ沙乃ー!」
「ん?なに??」
いつものように家でふたりきり。
蓮斗はテレビの前に座っていた。
「ここ座れよ」
そして私は蓮斗の横に座った。
「もしも子供ができたら名前何がいい?」
「えっ!?まだけっこ…んぶぐ✗△○*」
蓮斗に勢いよく口を塞がれた
「んで、名前つけるなら?」
「んー、蓮斗の『れ』と沙乃の『の』をとってレノちゃんとかは?」
「漢字は…玲乃?」
「えぇ、蓮乃がいいよ!」
「じゃあ男の子だったら?」
「…さと?」
「…さとくん?」
「沙斗…?」
「いやいや変だろ!ツッコめよ!」
「自分に自分でなんてツッコまないよ!」
そしていつものように家で楽しく話して幸せな1日を過ごしたのであった。