キミが大好きだ。


「じゃあ、相沢の席はあそこな。」


「あ、はい!」



先生の指した窓側の一番後ろの席にさっそく座ってみる。


ふふ、なんだかくすぐったい気持ち。



「相沢ー。目が悪くて黒板の文字が見えないとかないかー?」

「はい!大丈夫です!」


先生、とても優しい。

初めて会ったときも、緊張でガチガチだった私に何回も「大丈夫だ」って声をかけてくれたんだよね。
きっと生徒からも人気なのだろう。




私の自己紹介も済んだところでSHRは終わった。


< 5 / 6 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop