『ゆる彼』とワケあり結婚、始まりました。
結婚するっ!
約束の日曜日、あたしは緊張した面持ちで座布団の上に座ってた。
お見合い場所に指定されたのは、某ホテルの有名割烹料理店。全室個室がウリの店内で、今か今かと相手が来るのを待っていた。
「愛理、気合い入り過ぎ!」
母の愛子は、カチンコチンになってるあたしの頬を突いた。
「やめてよ!今とても相手できる状態じゃないからっ!」
戯ける母を一喝して、さらに肩を怒らせる。
生まれて初めてのお見合いの席に何を着て行ったらいいか迷ったあたしは、高校時代からの親友、神崎めぐみを頼った。
「普通にワンピでいいじゃん…」
呆れるメグに「何色がイイか分かんないから付き合って!」と頼み込み、ブティック巡りをした結果決めたのはサーモンピンクのワンピ。
膝丈で少しハイウエストな部分にギャザーが入ってる。
スカートはレースととシルクの二枚重ねになってて、レースの方が少しだけ長めだから、裾に軽い透け感ができる。
袖は肩口が少し膨らんでて、あとはスッキリと細くなってるカンジ。
10年以上介護の仕事をしてきたあたしには、二の腕に異様な筋肉がついてるから、それを隠す為にはある程度のボリュームが必要だと言われた。
「 …いい⁉︎ 今回こそは相手がまともな人かどうか、きちんと見極めてきてね!生活力があるかどうかも、しっかりと見てくること!」
お見合い場所に指定されたのは、某ホテルの有名割烹料理店。全室個室がウリの店内で、今か今かと相手が来るのを待っていた。
「愛理、気合い入り過ぎ!」
母の愛子は、カチンコチンになってるあたしの頬を突いた。
「やめてよ!今とても相手できる状態じゃないからっ!」
戯ける母を一喝して、さらに肩を怒らせる。
生まれて初めてのお見合いの席に何を着て行ったらいいか迷ったあたしは、高校時代からの親友、神崎めぐみを頼った。
「普通にワンピでいいじゃん…」
呆れるメグに「何色がイイか分かんないから付き合って!」と頼み込み、ブティック巡りをした結果決めたのはサーモンピンクのワンピ。
膝丈で少しハイウエストな部分にギャザーが入ってる。
スカートはレースととシルクの二枚重ねになってて、レースの方が少しだけ長めだから、裾に軽い透け感ができる。
袖は肩口が少し膨らんでて、あとはスッキリと細くなってるカンジ。
10年以上介護の仕事をしてきたあたしには、二の腕に異様な筋肉がついてるから、それを隠す為にはある程度のボリュームが必要だと言われた。
「 …いい⁉︎ 今回こそは相手がまともな人かどうか、きちんと見極めてきてね!生活力があるかどうかも、しっかりと見てくること!」