君との約束
高校二年
今日は、合格発表がある日。
たくさんの人だかり。
泣いて帰る人もいれば笑顔で帰る人もいる。
その中で目に止まる子がいた。
なんでだろう?目が離せなくなった。
背が小さくて髪が方で揺れている。
なんと言っても男連れという不思議な子だ。
なんでたろう?目が離せない。
「先輩っ」
後ろから声をかけられた。
「裕太先輩っ俺合格しましたよっ」
声をかけてきたのは、宮内旬。
同じ中学で部活が一緒で仲良くなった。
「おめでとっ旬っ」
「はいっありがとうございますっ」
それから、他愛もない話をして別れた。
また、その子の方を見るともう帰っていた。
あの子は、受かったんだろうか?