マスク男子

「田中、どーやって手に入れたの?」


郁くんも興味を示す位凄い事らしい


「ん?朝4時から店に並んだ」

「え?!4時?!」


私は思わず叫んだ


「うん、4時。でも、それだけでサキとお祭り行けるんだよ?」

「田中くん…凄いね」


私…4時とか普通に寝てたよ
4時になんて起きれない


「これは…完全にサキちゃんの負けだね?」

「うぅ…まさか、本当に持ってくるなんて思わなかった…」


なるほどね
サキちゃんがお祭りに来た理由が分かった

まぁ、でもさ…


「来たからには楽しもうよ!」

「うん、そうだね」


サキちゃんが笑う

うん、サキちゃんはムスってしてるより笑ってた方が可愛い!

さぁ、私もお祭りを楽しもう!



< 144 / 165 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop