マスク男子
しかし、プチパニック中でも学校には行かないといけない
大丈夫落ち着こう
いつも通りだよ
「おはよ、真妃」
「ひっ…い、郁くん、お、はよう」
玄関開けたら郁くんがいつものように待っていた
が、私の妙な反応に眉をピクッと動かした郁くん
「……どうした?」
「べ、別に何も…?」
っと言いつつ一切郁くんと視線を合わせない私
「…まさかとは思うけど」
私の反応に呆れ顔の郁くん
「キスして、両想いになったの事に…照れてるの?」
鋭い郁くん
私の妙な反応を見てすぐの分析出来たらしい
「わ、私!さ、先に行ってるね?!」
「え?ちょっと、真妃?!」
止める郁くんを無視して私は学校にダッシュした