マスク男子

郁くんが小さくため息を吐いていると…


「おはよー、真妃ちゃん」


サキちゃんが登校して来ました
これはチャンスだと言わんばかりの勢いで、郁くんから離れる


「あ、おはよー!サキちゃん」


すると、サキちゃん
私と郁くんを見比べて…


「なるほど。やっと恋人に昇格したんだ」

「え?!なんで、わかったの?!」


私が驚くとサキちゃんが説明した


「だって、藤野くん大好き真妃ちゃんが、藤野くんを避けるような行動するから。ほら、真妃ちゃんてさ望みが叶ったら妙な行動するでしょ?」

「ぅ…」


素晴らしい推理をありがとう


「佐々木さん。真妃は俺と居るのが嫌らしいので…早急に別れる可能性があるよ」


え?!い、郁くん?!!


「あら、そーなの?じゃ、丁度いいかも」


サキちゃん納得?!
ってゆうか丁度いいって何?!

驚いているとサキちゃんがポケットからピンクの封筒を取り出した


「はい。ラブレター」


えぇぇぇえええ?!!



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