嘘つきスノウ 〜上司は初恋の人でした〜
下着のホックが外され、ささやかに主張し始めた場所を指先で弄ばれる。
「10年前にキチンとお前を手に入れてたら初めては全部オレのもんやったのに・・・・・」
悔しそうな声。
嬉しいって言ったら怒るかな?
「でも・・・・・こんなにドキドキするのも初めてやし、こんなに好きで大切な人は修くんしかいてない・・・・」
身体がまたいっそう密着し、優しい手がわたしを翻弄する。
「・・・・・今晩は離してやれないから、明日もう一日仕事休んで」
「え。や・・・・・あの・・・・・修く・・・・・」
愛されていると実感できる。
もう自分の気持ちに嘘をつかなくていい。
10年たって手に入れたわたしの恋。
これから先は
この人のそばで日々を重ねて
この人と一緒に恋を紡いでいける。
幸せな未来が待っているーーーー。