この度、友情結婚いたしました。
「ちょっとあんた!よくそんなことが言えるわね!それより何よ、人が心配して来てやったと言うのに……!」
「はっ!誰があさみなんかに頼んだかよ、心配してくれなんて」
「なんですってー!」
一触即発な空気の中、なぜか琢磨はニコニコと微笑みながら近寄ってきた。
当然春樹は顔を顰め出す。
「なっ、なんだよ琢磨。ニヤニヤ笑いやがって気持ち悪いな」
ハラハラと様子を見守っていると、琢磨は春樹に向かってとんでもないことを言い出した。
「いいか春樹、これだけはよーく覚えておけよな。まどかが初めて好きになったのは俺で、付き合ったのもキスをしたのも、その先もぜーんぶ俺が初めてだってこと」
「はぁ?」
「ちょっ、ちょっと琢磨!?」
なにを急に言い出すかと思えば……っ!
「あぁ、それともうひとつ。まどかの初めての浮気相手も俺になるかもしれないってこと、せいぜい肝に銘じておくことだ」
「なっ、なんだと琢磨!」
唖然としてしまう中、琢磨は言いたいことが言えてすっきりしたのか、してやったり顔をして「またな」と言い残し、病室を出て行ってしまった。
「せいぜい肝に銘じなさーい!」
琢磨に便乗し、あっかんべーしてあさみも颯爽と病室を出て行くと、春樹は沸々と怒りを募らせていく。
「はっ!誰があさみなんかに頼んだかよ、心配してくれなんて」
「なんですってー!」
一触即発な空気の中、なぜか琢磨はニコニコと微笑みながら近寄ってきた。
当然春樹は顔を顰め出す。
「なっ、なんだよ琢磨。ニヤニヤ笑いやがって気持ち悪いな」
ハラハラと様子を見守っていると、琢磨は春樹に向かってとんでもないことを言い出した。
「いいか春樹、これだけはよーく覚えておけよな。まどかが初めて好きになったのは俺で、付き合ったのもキスをしたのも、その先もぜーんぶ俺が初めてだってこと」
「はぁ?」
「ちょっ、ちょっと琢磨!?」
なにを急に言い出すかと思えば……っ!
「あぁ、それともうひとつ。まどかの初めての浮気相手も俺になるかもしれないってこと、せいぜい肝に銘じておくことだ」
「なっ、なんだと琢磨!」
唖然としてしまう中、琢磨は言いたいことが言えてすっきりしたのか、してやったり顔をして「またな」と言い残し、病室を出て行ってしまった。
「せいぜい肝に銘じなさーい!」
琢磨に便乗し、あっかんべーしてあさみも颯爽と病室を出て行くと、春樹は沸々と怒りを募らせていく。