この度、友情結婚いたしました。
「じゃああれがいい」
「よし、なんでもいいぞ!……ってアホ!俺の稼ぎに見合う物を選べっ」
すぐに声を潜め抗議してきた春樹。
それも無理ない、私が欲しいと指差したのはペアで一千万もする指輪だったのだから。
「えー、なんでもいいって言ったじゃない」
「言ったけど限度というものがあるだろうが!限度というものが!!」
人差し指で額をグリグリされ、すぐさま手で払い除ける。
「痛いわね!なによ、甲斐性なし!」
「どこがだ!むしろ感謝しろ!買ってやるんだから」
結局最後にはいつもの私達に戻ってしまい、言い争いをしながらも見合う物を購入したのだった。
「さて、指輪も買ったし帰ろう。少し休んだ方がいいよ」
なんせ背中を刺されちゃったんだから。
心配で言うも、春樹は「は?帰るわけねぇだろ」なんて言ってきた。
「これからが本番だっつーのに」
「本番って……」
「いいから行くぞ、時間ない」
「はぁ?ちょっと春樹っ!?」
「よし、なんでもいいぞ!……ってアホ!俺の稼ぎに見合う物を選べっ」
すぐに声を潜め抗議してきた春樹。
それも無理ない、私が欲しいと指差したのはペアで一千万もする指輪だったのだから。
「えー、なんでもいいって言ったじゃない」
「言ったけど限度というものがあるだろうが!限度というものが!!」
人差し指で額をグリグリされ、すぐさま手で払い除ける。
「痛いわね!なによ、甲斐性なし!」
「どこがだ!むしろ感謝しろ!買ってやるんだから」
結局最後にはいつもの私達に戻ってしまい、言い争いをしながらも見合う物を購入したのだった。
「さて、指輪も買ったし帰ろう。少し休んだ方がいいよ」
なんせ背中を刺されちゃったんだから。
心配で言うも、春樹は「は?帰るわけねぇだろ」なんて言ってきた。
「これからが本番だっつーのに」
「本番って……」
「いいから行くぞ、時間ない」
「はぁ?ちょっと春樹っ!?」