この度、友情結婚いたしました。
あぁ、だめだな。
どうしようもないくらい春樹のことが好きだ。
せっかくいい感じで盛り上がってきたシュチュエーション。……けれどそれをぶち壊すのが春樹だ。
「あっ、でもちゃんと感じている時は声出せよな。恥ずかしがっていつもの調子で罵ったりされたら萎えるから」
「……バカ春樹」
呆れるものの、すぐに甘いキスを落とされてしまうと、なにも考えられなくなっていく。
一年前には考えもしなかった。
春樹と結婚して、本気で好きになっちゃうとか。
ずっと一緒にいた春樹とこんなことしちゃうなんて、想像さえもできなかった。
けれど今はそんな春樹が愛しくて、もっと触れて欲しいと願ってしまう。
「……っまどか」
切なげに私を呼ぶ声に感情は昂ぶり、愛しさが込み上げてくる。
「好きだよ、まどか」
何度も囁かれる愛の言葉。その度に私も伝え続けた。
「私も春樹が大好き」って――。
「……んっ」
喉の渇きを覚え目が覚めると、至近距離に春樹の顔があって一気に眠気が吹き飛んでしまう。
「おはよ、まどか」
おまけにばっちり目が開いていたのだから。
どうしようもないくらい春樹のことが好きだ。
せっかくいい感じで盛り上がってきたシュチュエーション。……けれどそれをぶち壊すのが春樹だ。
「あっ、でもちゃんと感じている時は声出せよな。恥ずかしがっていつもの調子で罵ったりされたら萎えるから」
「……バカ春樹」
呆れるものの、すぐに甘いキスを落とされてしまうと、なにも考えられなくなっていく。
一年前には考えもしなかった。
春樹と結婚して、本気で好きになっちゃうとか。
ずっと一緒にいた春樹とこんなことしちゃうなんて、想像さえもできなかった。
けれど今はそんな春樹が愛しくて、もっと触れて欲しいと願ってしまう。
「……っまどか」
切なげに私を呼ぶ声に感情は昂ぶり、愛しさが込み上げてくる。
「好きだよ、まどか」
何度も囁かれる愛の言葉。その度に私も伝え続けた。
「私も春樹が大好き」って――。
「……んっ」
喉の渇きを覚え目が覚めると、至近距離に春樹の顔があって一気に眠気が吹き飛んでしまう。
「おはよ、まどか」
おまけにばっちり目が開いていたのだから。