この度、友情結婚いたしました。
「おっ、おはよう」
にっこり笑顔で挨拶されても、困るんですけど。
しかもなに?まさかずっと起きていたの?……っていうことは寝顔を見られていたってことですよね!?
昨夜の情事もあり、より一層恥ずかしくて居たたまれなくなってしまう。
けれどここで布団被ったり目を逸らしたりしたら、すぐにからかわれてしまいそうだ。
変なプライドと意地が働き、まるで身体が固まってしまったかのように微動だに出来ずにいると、春樹は「ブッ」と噴き出した。
「なにその顔。可愛すぎてもう一回襲いたくなったんですけど」
「なっ……!」
変なプライドや意地も、たった一言で消え失せてしまう。
「はいもう無理―!襲います」
すっかり太陽が昇っているというのに、覆い被さってくる春樹に一矢に抵抗する。
「こっちが無理だから!しかもなに?もう夜じゃないから!!」
「別に朝ヤッても昼ヤッてもいいじゃん。……愛し合うのに場所もシュチュエーションも関係ないんだろ?」
「……っ!」
得意気に言われてしまうと、言い返せなくなる。
それに昨夜の優しい彼を知ってしまっては、もう拒めそうにないから。
「バカ、アホ、変態」
素直に受け入れられなくて、ついいつもの調子で罵ってしまう。
「そのバカでアホで変態な俺を好きなのは誰だよ」
にっこり笑顔で挨拶されても、困るんですけど。
しかもなに?まさかずっと起きていたの?……っていうことは寝顔を見られていたってことですよね!?
昨夜の情事もあり、より一層恥ずかしくて居たたまれなくなってしまう。
けれどここで布団被ったり目を逸らしたりしたら、すぐにからかわれてしまいそうだ。
変なプライドと意地が働き、まるで身体が固まってしまったかのように微動だに出来ずにいると、春樹は「ブッ」と噴き出した。
「なにその顔。可愛すぎてもう一回襲いたくなったんですけど」
「なっ……!」
変なプライドや意地も、たった一言で消え失せてしまう。
「はいもう無理―!襲います」
すっかり太陽が昇っているというのに、覆い被さってくる春樹に一矢に抵抗する。
「こっちが無理だから!しかもなに?もう夜じゃないから!!」
「別に朝ヤッても昼ヤッてもいいじゃん。……愛し合うのに場所もシュチュエーションも関係ないんだろ?」
「……っ!」
得意気に言われてしまうと、言い返せなくなる。
それに昨夜の優しい彼を知ってしまっては、もう拒めそうにないから。
「バカ、アホ、変態」
素直に受け入れられなくて、ついいつもの調子で罵ってしまう。
「そのバカでアホで変態な俺を好きなのは誰だよ」