この度、友情結婚いたしました。
そもそも春樹がどうにかしようとして、どうにかできるものではないと思うんですけど。
呆れている私に、春樹はどんでもない打開策を提案してきた。
「そりゃ簡単に決まっているだろ?琢磨の野郎がまどかの分の仕事もすればいいんだよ。任せろ、俺が奴に言ってやる」
「え、琢磨って……ちょっと春樹?」
すぐに私から離れ、スマホを取り出すと電話を掛けだした。
「あっ、琢磨か?話があるんだけど」
えっ!なに?いつの間にふたりってば、連絡先交換するような仲になっちゃっていたわけ!?
唖然としている間にも、春樹は琢磨に交渉をしていき「よろしくな」と言い電話を切ると、にんまり微笑んだ。
「琢磨がどうにかしてやるって。だから気にせず行ってこいってさ」
「……いや、その前になに?いつの間に琢磨と仲良くなっているのよ」
当然突っ込むものの、春樹は「それは男同士の秘密だ」なんて言い出した。
「とにかくこれで問題はクリアだから、行くぞ!いいな!?」
すっかり上機嫌の春樹さん。
どうやら急遽、新婚旅行へ行くことが決定したようだ。
そしていまだに立ち尽くす私に、春樹は振り返り勢いよく抱き着いてきた。
呆れている私に、春樹はどんでもない打開策を提案してきた。
「そりゃ簡単に決まっているだろ?琢磨の野郎がまどかの分の仕事もすればいいんだよ。任せろ、俺が奴に言ってやる」
「え、琢磨って……ちょっと春樹?」
すぐに私から離れ、スマホを取り出すと電話を掛けだした。
「あっ、琢磨か?話があるんだけど」
えっ!なに?いつの間にふたりってば、連絡先交換するような仲になっちゃっていたわけ!?
唖然としている間にも、春樹は琢磨に交渉をしていき「よろしくな」と言い電話を切ると、にんまり微笑んだ。
「琢磨がどうにかしてやるって。だから気にせず行ってこいってさ」
「……いや、その前になに?いつの間に琢磨と仲良くなっているのよ」
当然突っ込むものの、春樹は「それは男同士の秘密だ」なんて言い出した。
「とにかくこれで問題はクリアだから、行くぞ!いいな!?」
すっかり上機嫌の春樹さん。
どうやら急遽、新婚旅行へ行くことが決定したようだ。
そしていまだに立ち尽くす私に、春樹は振り返り勢いよく抱き着いてきた。