この度、友情結婚いたしました。
自分の気持ちに気付いてしまってからは、琢磨に話しかけられても、以前のようにうまく話せなくなってしまった。
意識しちゃって目もまともに見られなくて。
あの時は毎日のように、あさみに相談していたっけ。
一年生はそんな感じであっという間に過ぎていって、転機が訪れたのは二年生のクラス替えだった。
琢磨とあさみ、三人で同じクラスになったのだ。
最初は好きって気持ちが優先しちゃって、うまく話せなかったけれど、あさみの力も借りて徐々に昔のように話せるようになっていって、それと同時に琢磨への恋心は募るばかりだった。
到底自分から告白なんてできない。
そう思っていたんだけど、夏休み前、琢磨から「告白されたんだけど、付き合ってもいいと思う?」って聞かれた時、咄嗟に本音が漏れてしまったのだ。
「絶対いや」って――。
意識しちゃって目もまともに見られなくて。
あの時は毎日のように、あさみに相談していたっけ。
一年生はそんな感じであっという間に過ぎていって、転機が訪れたのは二年生のクラス替えだった。
琢磨とあさみ、三人で同じクラスになったのだ。
最初は好きって気持ちが優先しちゃって、うまく話せなかったけれど、あさみの力も借りて徐々に昔のように話せるようになっていって、それと同時に琢磨への恋心は募るばかりだった。
到底自分から告白なんてできない。
そう思っていたんだけど、夏休み前、琢磨から「告白されたんだけど、付き合ってもいいと思う?」って聞かれた時、咄嗟に本音が漏れてしまったのだ。
「絶対いや」って――。