わたしは年下の幼馴染に振り回されています
家の中に入った第一印象は静かな部屋ということだった。彼女に導かれ中に入ると驚くほど広いリビングが広がっていた。
「荷物は適当に置いておいていてください。飲み物は何がいいですか?」
「何でもいい」
彼女は目を細めると、ソファまで行き荷物を置く。そして、部屋を出て行ってしまった。
わたしも彼女が荷物を置いたソファまで行くと荷物を床に置き、辺りを見渡し、遠慮がちにソファに座った。すぐにリビングの扉が再び開く。
彼女はその足でキッチンまで行くと、やかんをコンロにかけていた。
「テレビみたいならどうぞ」
わたしの座るすぐ傍に大型の液晶テレビがあった。だが、見たい番組が思い浮かばない。
流し台からは水の流れる音と、お湯のわく音などは聞こえてくる。
心半ばにニュースを見ていたとき、目の前に香ばしい香りを放つ紅茶が差し出された。
しばらく経ち、彼女がおぼんを片手にやってきた。
口の大きく開いた白いカップに注いだ紅茶をそっとわたしの傍に置く。
向かい側に自分のものを置いていた。甘くほのかに苦味のある香りが鼻腔をつく。
「荷物は適当に置いておいていてください。飲み物は何がいいですか?」
「何でもいい」
彼女は目を細めると、ソファまで行き荷物を置く。そして、部屋を出て行ってしまった。
わたしも彼女が荷物を置いたソファまで行くと荷物を床に置き、辺りを見渡し、遠慮がちにソファに座った。すぐにリビングの扉が再び開く。
彼女はその足でキッチンまで行くと、やかんをコンロにかけていた。
「テレビみたいならどうぞ」
わたしの座るすぐ傍に大型の液晶テレビがあった。だが、見たい番組が思い浮かばない。
流し台からは水の流れる音と、お湯のわく音などは聞こえてくる。
心半ばにニュースを見ていたとき、目の前に香ばしい香りを放つ紅茶が差し出された。
しばらく経ち、彼女がおぼんを片手にやってきた。
口の大きく開いた白いカップに注いだ紅茶をそっとわたしの傍に置く。
向かい側に自分のものを置いていた。甘くほのかに苦味のある香りが鼻腔をつく。