Repair of the world~フルート吹きの魔法使い2~
・・・この人が、ヴォルデルト!
腰までの長い青い髪。
血が通っていないようなやけに白い肌に、異常に光る赤い瞳。
でも、女性ではない。れっきとした男。
足元までの黒いローブが、ゆらゆらと生暖かい風に揺れている。
『我が名は、ヴォルデルト。・・・あなたが異世界から来た救世主ですか。私にとって一番の厄介な人間・・・、消えねばならない存在・・・』
ヴォルデルトは笑っていた。
その笑みが何とも不気味すぎて、見る事が出来なかった。
怖い・・・。
怖い!
こんな世界にした人間が、目の前にいるなんて信じたくない!
腰までの長い青い髪。
血が通っていないようなやけに白い肌に、異常に光る赤い瞳。
でも、女性ではない。れっきとした男。
足元までの黒いローブが、ゆらゆらと生暖かい風に揺れている。
『我が名は、ヴォルデルト。・・・あなたが異世界から来た救世主ですか。私にとって一番の厄介な人間・・・、消えねばならない存在・・・』
ヴォルデルトは笑っていた。
その笑みが何とも不気味すぎて、見る事が出来なかった。
怖い・・・。
怖い!
こんな世界にした人間が、目の前にいるなんて信じたくない!