Repair of the world~フルート吹きの魔法使い2~
「・・・おっと、先約がいたのか」

「水を持ってきたんです。脱水症状になるといけませんから」

そう言うと、ジェイクは一礼をし部屋を出て行った。

戻れない・・・?
私、元の世界に戻れないの・・・?

私の心の中は、ジェイクの言葉を理解できずに混乱している。

「どうした?顔が変だぞ?」

ウェインが不思議そうな表情を浮かべていた。
だけどそれに反応出来ずに、ただ茫然とウェインの顔を見る事しか出来なかった。




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