Repair of the world~フルート吹きの魔法使い2~
行動中、2人の間に会話はなかった。
それどころか、見えない壁のようなものがあって、お互い触れないようにしているように感じた。
昨日はここまでではなかったのに、どうしたっていうんだろう。
お互いを拒絶するような、そんな居心地の悪い雰囲気が私をさらに困惑させる。
やだな・・・。ずっとこんな調子?
大体さ、こんなに陰湿な世界で気分が滅入っているのに、この二人の険悪な雰囲気と言ったら。
前はリリスがいたからまだ救われたけど、今回ばかりは・・・。
「ねぇ、何かあったの?」
たまらず私は二人に聞いてしまう。
でも、その言葉に反応はなくてさらに私の心を苛つかせた。
もう!なんなの二人して!!
どうして何も言ってくれないのよ!
この気持ちをどこにもぶつける事が出来ずに、落ち着かせようと大きくため息を吐いた。
それぞれの想いを抱えたままで、ウェインの国に着くまでこの状況が変わる事はなかった。
それどころか、見えない壁のようなものがあって、お互い触れないようにしているように感じた。
昨日はここまでではなかったのに、どうしたっていうんだろう。
お互いを拒絶するような、そんな居心地の悪い雰囲気が私をさらに困惑させる。
やだな・・・。ずっとこんな調子?
大体さ、こんなに陰湿な世界で気分が滅入っているのに、この二人の険悪な雰囲気と言ったら。
前はリリスがいたからまだ救われたけど、今回ばかりは・・・。
「ねぇ、何かあったの?」
たまらず私は二人に聞いてしまう。
でも、その言葉に反応はなくてさらに私の心を苛つかせた。
もう!なんなの二人して!!
どうして何も言ってくれないのよ!
この気持ちをどこにもぶつける事が出来ずに、落ち着かせようと大きくため息を吐いた。
それぞれの想いを抱えたままで、ウェインの国に着くまでこの状況が変わる事はなかった。