Repair of the world~フルート吹きの魔法使い2~
―――その時。
風などないはずなのに、パタパタと楽譜が勝手に捲られ始めた。
突然の事で、私は身体を動かす事が出来ず、楽譜を見たまま固まってしまう。
目に見えない誰かが捲るように1ページ1ページ捲られ、そしてあの曲の楽譜のページでそれは止まる。
その瞬間、目の前が眩しいくらいに光り、思わず私は目を瞑った。
「―――!!」
眩しさは激しさを増す。
目を瞑っていても明るさが分かるくらい、その光は眩しい。
何が起こっているのか分からない。
ただ身体がふわりと浮いているような気がした。
そして、ぐにゃりと身体が歪むような気持ち悪い感覚。
「あぐっ・・・!!」
その気持ち悪さに思わず苦悶の声を上げる。
気持ち悪さはどんどんと増し、息も出来ないくらいに苦しくなった。
なに・・・!
何が起こって・・・!!
・・・そして、そのまま。
私の記憶は途切れている。
風などないはずなのに、パタパタと楽譜が勝手に捲られ始めた。
突然の事で、私は身体を動かす事が出来ず、楽譜を見たまま固まってしまう。
目に見えない誰かが捲るように1ページ1ページ捲られ、そしてあの曲の楽譜のページでそれは止まる。
その瞬間、目の前が眩しいくらいに光り、思わず私は目を瞑った。
「―――!!」
眩しさは激しさを増す。
目を瞑っていても明るさが分かるくらい、その光は眩しい。
何が起こっているのか分からない。
ただ身体がふわりと浮いているような気がした。
そして、ぐにゃりと身体が歪むような気持ち悪い感覚。
「あぐっ・・・!!」
その気持ち悪さに思わず苦悶の声を上げる。
気持ち悪さはどんどんと増し、息も出来ないくらいに苦しくなった。
なに・・・!
何が起こって・・・!!
・・・そして、そのまま。
私の記憶は途切れている。