Repair of the world~フルート吹きの魔法使い2~
カズマの手から奪うように本を取ると、書かれてあるページをめくった。
そこには私が吹けずに悩んでいた、あの奇怪な曲が書かれていた。
「これよ、・・・これ。難しすぎて吹けないのよ、この曲がどうしても・・・!」
「ああ、これは・・・」
カズマはその楽譜を眺めて顔を歪ませた。
「これは・・・駄作だ。ここに来た当初に私の心の中の汚い部分を音符にのせて書いただけの、特に意味のない駄作」
駄作・・・?
駄作がどうして世界を救うための曲になったの?
「でもこれが未来では世界を救うための曲なのよ?」
「そんなまさか!この曲が世界を救うための曲だって!?」
カズマは額から汗をたらして困惑した表情を浮かべている。
そしてカズマは何も語らずにただ、その楽譜を見つめたまま動かなくなった。
私はカズマが何を考えているのか分からず、そんなカズマを見ている事しか出来ずにいた。
そこには私が吹けずに悩んでいた、あの奇怪な曲が書かれていた。
「これよ、・・・これ。難しすぎて吹けないのよ、この曲がどうしても・・・!」
「ああ、これは・・・」
カズマはその楽譜を眺めて顔を歪ませた。
「これは・・・駄作だ。ここに来た当初に私の心の中の汚い部分を音符にのせて書いただけの、特に意味のない駄作」
駄作・・・?
駄作がどうして世界を救うための曲になったの?
「でもこれが未来では世界を救うための曲なのよ?」
「そんなまさか!この曲が世界を救うための曲だって!?」
カズマは額から汗をたらして困惑した表情を浮かべている。
そしてカズマは何も語らずにただ、その楽譜を見つめたまま動かなくなった。
私はカズマが何を考えているのか分からず、そんなカズマを見ている事しか出来ずにいた。