Repair of the world~フルート吹きの魔法使い2~
「リオン、リリス。こっちだ」
地下への階段を見つけたらしく、私達に声を掛ける。
ウェインの灯す炎の明かりを目指し、私とリリスは足元に気を付けながら歩みを進めた。
「ここだ」
そう言って指した場所は壁。
「・・・壁?」
「まあ見てろ」
そう言ってウェインは壁に手を当てる。
一見ただの壁なのだが、ウェインがその壁の一部をグッと押すと、鈍い音を立てて後ろに壁が下がって地下に続く階段が現れた。
「・・・凄い!なんでわかったの?」
「壁の色がほんのわずかに違う。城にはどこにでもこういったシェルターが存在するんだ。何かあっても身を隠す事が出来るようにな。・・・まあその存在を知るのは王族関係者の一部位しか知らないものだが」
「へえ・・・、そうなんだ」
つまり国家機密ってとこかしら。
・・・でも、なんでウェインが知っているんだろう・・・?
地下への階段を見つけたらしく、私達に声を掛ける。
ウェインの灯す炎の明かりを目指し、私とリリスは足元に気を付けながら歩みを進めた。
「ここだ」
そう言って指した場所は壁。
「・・・壁?」
「まあ見てろ」
そう言ってウェインは壁に手を当てる。
一見ただの壁なのだが、ウェインがその壁の一部をグッと押すと、鈍い音を立てて後ろに壁が下がって地下に続く階段が現れた。
「・・・凄い!なんでわかったの?」
「壁の色がほんのわずかに違う。城にはどこにでもこういったシェルターが存在するんだ。何かあっても身を隠す事が出来るようにな。・・・まあその存在を知るのは王族関係者の一部位しか知らないものだが」
「へえ・・・、そうなんだ」
つまり国家機密ってとこかしら。
・・・でも、なんでウェインが知っているんだろう・・・?