Repair of the world~フルート吹きの魔法使い2~
「・・・して、危険を冒してまで、なぜここへ?」
「はい、実はこの国に伝わるフルートを求め、こちらへ伺ったのです。その昔偉大なる魔法使いが、銀の横笛を吹きこの世界の危機から救ったと。そのフルートをぜひ私達に貸していただけないでしょうか?」
「フルートを・・・!?」
"フルート"と言う言葉に反応し、国王は椅子から立ち上がった。
「私達はヴォルデルトを倒すため旅をしています。ヴォルデルトを倒すにはどうしてもその楽器が必要なのです」
その話を聞いた国王の顔が、一瞬にして曇る。
それもそのはず。
この国で祀られてるものを寄越せ、って言ってるんだから仕方がないだろう。
「何を申すか。あれだけは渡せぬ。フルートだけは何があっても守らねばならないと言われておる。それをお前たちに渡すわけには・・・!」
「そのフルートが、この世界を救う事が出来るたった一つの希望かもしれないのです。・・・それでも?」
「・・・なに?」
「はい、実はこの国に伝わるフルートを求め、こちらへ伺ったのです。その昔偉大なる魔法使いが、銀の横笛を吹きこの世界の危機から救ったと。そのフルートをぜひ私達に貸していただけないでしょうか?」
「フルートを・・・!?」
"フルート"と言う言葉に反応し、国王は椅子から立ち上がった。
「私達はヴォルデルトを倒すため旅をしています。ヴォルデルトを倒すにはどうしてもその楽器が必要なのです」
その話を聞いた国王の顔が、一瞬にして曇る。
それもそのはず。
この国で祀られてるものを寄越せ、って言ってるんだから仕方がないだろう。
「何を申すか。あれだけは渡せぬ。フルートだけは何があっても守らねばならないと言われておる。それをお前たちに渡すわけには・・・!」
「そのフルートが、この世界を救う事が出来るたった一つの希望かもしれないのです。・・・それでも?」
「・・・なに?」