Repair of the world~フルート吹きの魔法使い2~
「吹くのか?」
「・・・うん。吹いてみる」
ウェインはじっと私を見ている。
フルートを手に取り、構えた。
持ち主の「ルリ」さんがいなくなってから、音を奏でる事のなかったフルート。
ちゃんと音が出るのだろうか。
私がその音を奏でる事が出来るのだろうか。
息をゆっくり吸い込むと、頭部管に息を吹き込んだ。
その息はフルート全体に行きわたって、キラキラとした音が部屋中を駆け巡った。
「おお・・・!!」
ウェインは、その音に思わず声を上げた。
さらにキーをゆっくりと押して、一音一音確認しながら音を出す。
光り輝くような音色。
そんなに吹けない私でもこんなに綺麗な音が出るなんて・・・。
本当、いい楽器だ。
「・・・うん。吹いてみる」
ウェインはじっと私を見ている。
フルートを手に取り、構えた。
持ち主の「ルリ」さんがいなくなってから、音を奏でる事のなかったフルート。
ちゃんと音が出るのだろうか。
私がその音を奏でる事が出来るのだろうか。
息をゆっくり吸い込むと、頭部管に息を吹き込んだ。
その息はフルート全体に行きわたって、キラキラとした音が部屋中を駆け巡った。
「おお・・・!!」
ウェインは、その音に思わず声を上げた。
さらにキーをゆっくりと押して、一音一音確認しながら音を出す。
光り輝くような音色。
そんなに吹けない私でもこんなに綺麗な音が出るなんて・・・。
本当、いい楽器だ。