Repair of the world~フルート吹きの魔法使い2~
モールの後を付いて私達は森へと入る。
森の中は異世界かと思うほど、外の世界とは違っていた。
あんなに赤黒い空だったのが青い澄んだ空へとなり、木々が生き生きと茂って鳥のさえずりも聞こえる。
空気もあの異様な臭いではなく、草木の生きた香り。遠くでは川の流れる音がかすかに聞こえ、それはとても穏やかな光景だった。
「これは・・・!ヴォルデルトが襲う前の光景、そのままじゃないか・・・!」
「きもちいいです!!こんな空気、すったの、ひさしぶり!!」
『この森だけは誰も入る事が出来ないよう、強力な魔法が掛けられている。・・・この森だけは、ワシが死んだ約300年前、その時代から何も変わっていないのだ』
そう言ってモールは森の奥へと進んでゆく。
見失わないように、慌ててその後を追った。
森の中は異世界かと思うほど、外の世界とは違っていた。
あんなに赤黒い空だったのが青い澄んだ空へとなり、木々が生き生きと茂って鳥のさえずりも聞こえる。
空気もあの異様な臭いではなく、草木の生きた香り。遠くでは川の流れる音がかすかに聞こえ、それはとても穏やかな光景だった。
「これは・・・!ヴォルデルトが襲う前の光景、そのままじゃないか・・・!」
「きもちいいです!!こんな空気、すったの、ひさしぶり!!」
『この森だけは誰も入る事が出来ないよう、強力な魔法が掛けられている。・・・この森だけは、ワシが死んだ約300年前、その時代から何も変わっていないのだ』
そう言ってモールは森の奥へと進んでゆく。
見失わないように、慌ててその後を追った。